どもども阪本です。
80年代ネタの2回目です。
今では<レンタルビデオショップ>はごく自然に生活に溶け込んでいて普通ですよね。
しかし私が学生の頃はまだまだ珍しいお店の一つでありました。
今から思えばレンタル代も物凄く高く、一週間レンタルなんて考えられませんでした。(基本一泊二日でしたねぇ。)
現在は<レンタルビデオ>は名ばかりで実質は<レンタルDVDショップ>ですが、昔はその名の通りビデオでした。
(まぁ当たり前ですよねぇ。苦笑)
しかも、ビデオに2種類あって一つはVHS。
そしてもう一つは伝説になりつつある?βでした。(懐かしいぃ。)
よく友人と
「うちはVHSや。」
「ホンマ?うちはβやで。」
と話しあっていたものでございます。
この2種類のビデオの存在で困るのは友人にせっかくビデオを借りようとしても種類が合わず
(VHSのデッキでβのテープが観れない為です。)鑑賞を諦める事がしばしばあった事です。
レンタルビデオショップにもちゃんと同じ映画でVHSとβ、2種類のテープがあるんですよね。
(今から考えると凄いですよね。)
ちなみに我が家のデッキはVHSでございまして当時はまだ自分の部屋用にデッキは買ってもらえずリビングでの家族兼用のモノでしたです。
そんなある日知人から使わなくなったビデオデッキをもらえる事になりました。
しかも私の部屋に置いていいと、父上からのお言葉!
感動でした。
父上有難うございます。
デッキの接続までしておいてくれるとの事で私ゃもううれしゅうて、うれしゅうて。
まさに盆と正月がいっぺんに来たっ!状態になっておりました。
その日は帰宅が楽しみで、帰宅途中で<レンタルビデオショップ>に寄り、いつもより奮発して3~4本は借りたと記憶しています。
(確か・・・ブルース・リーの映画や原田知世主演映画とかだったと思います。)
ホクホクしながら家路につき、急いで夕食を食べ、風呂にも入り、完璧な状態でいざ、自分の部屋へ!!
ドアを開けるとそこには夢にまで見たデッキがテレビに接続されているではありませんか!
感動です。
父上本当にありがとう。
自分の部屋で映画が観れる。という夢の様な事態に浮かれまくっておりました。
ウキウキしながらテープをデッキに挿入しようと・・ん??・・・・・。
・・・父上。
・・・このデッキ・・β用ですやん。