どもども阪本です。
突然ですが<ボーイスカウト>と言う集団をご存じですか?
正式には<日本ボーイスカウト連盟>と言い小学6年生~中学3年生までの子供が所属する集団で、主な活動はキャンプや地域の奉仕活動などがあります。
何を隠そう私はその<ボーイスカウト>のOBなのです。
<ボーイスカウト>の下には<カブスカウト>と言う小学3年生~5年生までの児童が所属する隊があるのですが、私はその<カブスカウト>から入隊しておりました。
そもそも、私が入隊したキッカケは私の母君がたまたま<カブスカウト>の集団を見かけた時、その制服の可愛さにOKされ私の気持ちは全く無視のまま強引に入隊が決まっていた次第でした。
「母よ・・・。あなたは強引ね・・。」
まぁ、しかし夏はキャンプに冬はスキーにと家族旅行や学校の行事ではなかなか体験出来ない事もたくさんあり、良い経験をさせて頂きましたです。
「母よ。ありがとう。」
時代的にもノンビリ?していたのか私が少々ケガをしてきても母君などは全く気にもしておりませんでした。
(ノンビリというのでしょうか・・・?苦笑)
ただ、そんなノンビリした環境でしたが集団生活や上下関係。または、言葉使い(敬語等)などはかなり厳しくしつけられました。
そのしつけは社会に出た現在でも活きていると思います。母君の強引な決断のお蔭です。
感謝感謝でございます。
そんなある日ちょっとした?事件がありました。
夏のキャンプで焚き火をしていた時です。
その日は暑いので私はタンクトップで焚き火の番をしておりました。
誰かが焚き火に缶詰のチャーハンを入れて温めておりました。
しばらくするとどこからか
シューシュー
と、聞きなれない音がしました。
初めは何の音だか分からなかったのですが、その内その音は焚き火の中からだと言う事が分かりました。
そんな時でした、背後から隊長の
「あぶない!!逃げろっ!!!」
という声がしました。
隊長の大声に圧倒される形で焚き火から逃げようとした瞬間私の背後で
ボンッッッ!!!
と、言う大きな破裂音が響いたと思ったらタンクトップから出ている私の両肩の後ろ側に火の玉の様になったチャーハンのご飯粒がまるで散弾銃の着弾の如く叩きつけられました。
温める缶詰に空気穴を空けていなかった為に破裂したのです。
(皆様、缶詰を温める際はくれぐれもご注意を。)
何という痛み・・・。何というヒリヒリ感・・・。
しかしそこは昭和の子。
痛みとキャンプの楽しさを天秤に掛けたらキャンプの楽しさが勝ってしまい結局すぐに病院には行かず最後までキャンプを満喫してしまいました。(元気ですね・・・。)
ただ、帰宅したら流石に私の両親も驚くやろうなぁ。怒られるかなぁ。
と、かなりドキドキして帰宅したのを憶えています。
なにせ、私の両肩の後ろ側にはマダラ模様に火傷の跡が残っている訳ですかね。ハハハ。(苦笑)
そんなこんなで母君にその両肩を見せました。
それを見た母は一言
「遠山の金さんみたい!」
と、ケラケラ笑っておりました・・・・・。
「・・・母よ・・。コレは火傷ですやん・・・桜吹雪と違いますやん・・・。」