どもども阪本です。
今日は私の恐怖体験談をお話し致します・・・。
あれは数日前の事でした。
お客様宅に訪問に行こうと、とある山道を走っている時でございます。
その日は大変よい天気で私も気持ち良く車を走らせておりました。
さすがプジョーの足回りです。山坂道をヒラリヒラリと疾走していた、正にその時でした!
何やら鼻の下の方に冷たい感触が・・・
まさか・・・と思いミラーで確認すると
そうです。一筋の鼻血が(ツー)と流れているではありませんか・・・。
「あっ!」
と、思ったのもつかの間その一筋はやがて滝の様になりつつありました。
私は「ヤバい!車内やスーツが汚れてしまうっっっ!!」
と、とっさに片手でもうすでに濁流の様に流れ出る赤き血潮を塞ぐ事に必死になりました。
もうハンカチもテッシュも総動員でのバイケードです。
車は運転中だし、鼻血はいくらでも湧いてくるし、オマケにこんな時に限って電話が鳴るしで・・・テンヤワンヤでした。
まさに
「えらいこっちゃ、えらいこっちゃ、よいよいよいよい~。」
状態でした。
・・・いや、ホントに。
すぐに車を停車してから数分後、何とか赤き血潮はやっと枯れ果ててくれたのですが(ちなみに車内やスーツなどは守りきりました。)顔面などに付着している鼻血を何とかしないと自称「紳士」の私はこのままお客様宅に行く訳にはいきません。
(当たり前ですね。)
程よくコンビニを探し出し意を決して店内に・・・まぁ当然ながら店員さんから他のお客さんまで皆さん(ドン引き)です。
なんせ顔面下半分と片手が血で真っ赤なんですから当然と言えば当然ですよね。あはは。
まるでなんかのB級ホラー映画から出てきた脇役みたいだったでしょう。
すぐに店員さんに事情をお話ししてホラー映画の撮影では無い事を分かってもらい
(当たり前だ・・・。)
洗面所を貸して頂きました。
(店員さん。その節はお世話になりました。)
数分間洗面所にての格闘の末、ようやく全てを洗い流し
(願わくばこの恥ずかしさも洗い流したい・・・。)
私は復活し店員さんにお礼を言ってお客様の元に(何事も無かったかの様に)馳せ参じた次第でありました。
いや~しかし恐ろしい体験でした・・・。
もう濁流の時はどうなるモノかと思いました。
しかし親切な店員さんのいるコンビニで助かりました。
でも私聞こえてました。
洗面所に向かう時、後ろの方で店員さんが
「・・・コワい・・・。」
と、つぶやいていたのを・・・。
・・・否定はしません。