皆さんこんにちは。
先日自宅の物置を整理していた時、懐かしい物が出てきました。
それは片岡義男著書の
<エンド・マークから始まる>
という短編集の小説です。
特に80年代青春時代だった方はよくご存じかも知れませんが、片岡義男氏は主な代表作に「メインテーマ」や「スローなブギにしてくれ」「ボビーに首ったけ」などを出版しており映画なども観られた方は多いのではないでしょうか?
ちなみに私個人的には片岡義男作品では
「缶ビールのロマンス」が一番好きでした。
(歳がバレますね。(苦笑))
(でも、分かる方には懐かしいでしょう?ハハハ。)
昔から読書は結構好きで元々は赤川次郎の推理小説から始まり
(ベタですね。苦笑)
「三毛猫ホームズ」シリーズなど読みまくっておりました。
当時は角川映画・角川文庫全盛でしたねぇ。
それからは色々片っ端から読む様になり「ジュラシック・パーク」の原作で有名なマイクル・クライトンの小説などはほとんど全部揃えたのではないでしょうか。
マイクル・クライトンの作品は個人的には初期の頃が好きで「緊急の場合は」や「アンドロメダ病原体」「ターミナルマン」など著者自身が医学関係出身という事もあり医学ミステリが抜群に楽しく寝る間も惜しんで読みふけったものでした。
話しが随分脱線しましたが(苦笑)その片岡義男氏の小説の世界観は何とも言えないお洒落な雰囲気を醸し出しており現在読んでも全く古臭さがない所が≪さすがだなぁ。≫と思います。
片岡義男氏の小説を読まれた方ならご存知かと思いますが、氏の小説の中で出てくる車は全て<ステーションワゴン>と書かれています。
(もし違っていたらスイマセン。汗)
メーカー名も無ければ、車種名も無い。
ただ<ステーションワゴン>とです。
不思議でした。
オートバイについてはメーカー名や仕様などかなり細かいディテールまで描写しているのにです・・・。
なぜなんでしょう?
単純に氏が車をよく知らないのか、計算か。・・・まぁ車の描写は調べて書けるかと思いますので恐らくは計算ですかね。
いずれにしてもその曖昧な書き方が余計に私の想像力をかきたてていたのは言うまでもありません。
さて、少々懐かしい話題に付いてきていただいた皆様でしたらこの<ステーションワゴン>は一体どんなワゴンを想像されますか?
私ですか?
勿論、プジョーの<SW>でしょう。(笑)