どもども阪本でございます。
少し前まで暑い、暑い、と申しておりましたが
すっかり(特に朝晩)涼しくなりましたねぇ。
暑がりの私には嬉しい季節となりましたです。ハイ。
昔から秋は【芸術の秋】や【食欲の秋】など言われておりますが今日は【読書の秋】で。
(ベタですかね?苦笑。)
以前のブログにも書かせて頂きましたが実は私はこう見えて読書が好きでして。
(マンガと違いますよ。苦笑。)
一時は手当たり次第に読み貪っていた時期がありました。
(どんな表現だ・・・。)
ただ最近はなかなか読書に没頭していなかったのですが先日某中古本屋さんに行った時、この本を発見しました。
楡 周平著 《クーデター》です。
この本は昔所有しており勿論読んだ事はあったのですが引越しの時に紛失してしまいえらく落胆し
「いつかまた買おう。」
と思っていた本の一つです。
偶然発見した私は飛びつき嬉々として購入しました。
物語の内容は
謎の重武装集団が日本海沿岸の原発を狙う。
機動隊は殲滅し住民は一斉に避難。
日本海では米原潜の上でロシア船が爆発炎上
し航行不能になった原潜を挟み北・日・米・韓
が一触即発状態。
東京では米大使館と警視庁に同時爆破テロ。
さらに衆参両院に青酸カリ爆弾が仕掛けられる。
誰が?一体何のために?
平和を貪る日本を襲う未曽有の危機。
と、こんな感じです。
日本の危機管理体制は?国防とはなにか?
と言うことを指摘した内容です。
自衛隊を出動させるにしても現在の法の下ではなかなか思う様に運ばない様子がリアルに書かれています。
似たような内容の本も他にありますが、この本の著者 楡 周平氏は処女作の《Cの副音》がいきなり大ベストセラーになった方で、作風としてはスケールの大きなストーリーを圧倒的なパワーとスピード感で読ませる才に長けた方です。
特にこの《クーデター》はそれを起こすまでの準備を進めるその緻密さ。
そして事が起こってからのスピード感がたならない魅力の作品です。
結構なページ数のある本ですがぐんぐん読み進んでしまいます。
まぁ、それでも寝不足はお肌に悪いので(笑)
毎日少しずつ読んで楽しんでします。
今私の就寝前の楽しみになっております。
皆様はどんな【秋】をお過ごしですか?